7つのHNを持つ男

こんにちわ。
7つのハンドルネームを持つ男、corestrikeです。

今週の日曜(11日ね)に某サークルのオープン例会に行って参りました。
ここんところ例会に行ってるなぁ、俺。
別に暇はないんですがね。

まぁ、今回出向いた理由としては、
SR4が立卓する予定だったからなんですがね。
ですが…マスターをやられる方が前日に大怪我(5針くらい縫う怪我)を負われてしまって、大事を取ってなくなってしまいました。

「ごめんねぇ〜」

と、なぜか謝られてしまいましたが、全然無問題。
むしろ身体を気遣って控えていただいてなによりです。
残念ちゃあ残念ですが、ゲームなんかより身体の方が大事ですしね。
全快される事を祈っております。

さてさて、肝心のゲームの方ですが、クトゥルフの呼び声(旧版)」をやりましたよ。
超久しぶりだったけど、かなり面白かったよ。
新版は好きじゃないから尚更にね。
怪物倒したいならゴーストハンターをやれよ。
キーパーはかなりお久しぶりな方でした(多分、相手は俺の事をおぼえてないでしょうが)。
ですが、やっぱ月日は流れているものです。
マスタリングがかなり上手くなってましたね(なんて上から目線なんでしょう)。

プレイヤー2人にキャラクターを2人づつ管理させると言う変則スタイルでしたが、これがかなり良かったです。
だって、好きなときに1人死ねるからね。
そんな感じで俺ともう1人のプレイヤーさん(仮にAさん)は、
本気キャラと捨てキャラをゲラゲラ笑いながら作成しました。
ホントにクトゥルフなんだろうかと疑ってしまうような光景。

ストーリーの概要だけど、
舞台は現代日本のパラレル世界(銃刀法違反がない、現代アメリカみたいな日本だと思って欲しい)。
スキー場から少し離れたペンション。
キャラクターたちがペンションを訪れるとほどなくして外は猛吹雪。
もちろん携帯は圏外。
ペンション備え付けの電話は使えない。
翌日になるまで助けは来ないクローズド・サークル。
そんな中で1人、また1人と死んでいく。

……?
これって「おまえたちの夜」かまいたちの夜じゃ…

そうです。
キーパーの方も言ってましたが、モロです。
おっと、そこのあなた。

「なぁんだ。オリジナリティねぇの」

とか思ってんじゃないの。
むしろそんな台詞しかでてこないあなたにこそ問題ありですな。
こういった展開だからこそプレイヤー1人1人のオリジナリティが試されるのですよ。

さて、そんなご高説はうっちゃって、事の顛末をば。
ペンションに閉じ込められたのは11人。

・ペンションのオーナー夫妻:2人
・ペンションの従業員(男/女):各1人ずつ
・近くの医院の医師(男)と看護士(女):2人
・ペンションの泊り客(男):1人
・ペンションの泊り客(男/ミュージシャン):俺の捨てキャラ
・ペンションの泊り客(女/タレント):Aさんの捨てキャラ
・ペンションの泊り客(男/小説家):Aさんの本気キャラ
・町の電気工事屋(男/エンジニア):俺の本気キャラ

と言う構成なんだけど、まぁバタバタと謎の死を遂げていくわけだ。
顛末としては、医院の看護士はブードゥーの呪術師で、
ここいらで栽培されている覚醒剤を利用して、
ゾンビ作りをしてたって話し。
最終的にAさんと俺の本気キャラは真相にたどり着くんだけど、
最後に看護士から逃げるとこで俺はファンブル2連続で死んじゃいました。
まぁ、Aさんのキャラを助けて、死んだので満足です。
命が魔法を使い切ったマジックユーザー並みに軽いゲームの中で、他者を助けて死ぬなんてかなりヒロイックじゃね?
個人的には、俺のキャラはアルマゲドンブルース・ウィリスやったね。
もう頭ん中では、エアロスミス流れてたもん。

まぁ、クトゥルフの怪物は全く出てこなかったけど、全然良かったよ。
つか、このシナリオは出てこなくて正解だったかな。
感覚としては、ホラーミステリーみたいな感じ。
乱歩とか金田一とかあー言うイメージ。
クトゥルフって、怪物からワーキャー言って逃げるってイメージがあるけど、こういうのもかなりはまるね。
ツールとしてミステリー物ができるって、感触を得た。
プレイヤーは天下の名探偵って訳じゃないから、
ミステリーとかってシナリオの題材にしにくい分野であるけど、
ある程度の前提条件があれば可能だし、
基本的に非力なキャラクターを操るゲームであれば、
力押しよりもみんな知恵を絞ろうとするから、
クトゥルフはミステリーにあったツールの1つと言えるだろうね。

まぁ、何はともあれ面白かったので良しとします。
再来週は、同じサークルで立卓しなかったSR4が立つと言うことなので、また足を運んでみようと思います。