経験

たとえば、魚屋の息子が魚屋にならなかったとしても、
ある魚を見たときにその魚の鮮度や種類がわかったりすることがある。
彼にはまぎれもなく“魚屋の血”が流れているのである。

昔から“○○の血”と言えば、その人間の生い立ちを鑑みて、その人間がその道に詳しかったり、鋭敏なセンスを持っていたりすると言われる言葉である。
俺なんかでも過去に趣味だったものに関して詳しかったり、

「あれ?結構面白いねぇ」

なんて思ったものが人気のものだったりすることは良くあることだ。
こうしたものは別に生い立ちがそういったタイプの種族ではなかったとしても“○○の血”と言うものが発揮されてしまう。
こう言ったものは生い立ちとは関係なく、経験によるところが大きいんだなって思う。
みんなも今は全然興味がないんだけど意外にその趣味に関して鋭敏な感覚を発揮できると思う。
もう一度、振り返ってみるのも悪くはない。
みんなの後ろにも敷き詰められた轍の道はあるはずだからね。


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